連覇を狙う世界ランキング1位の山口茜(25=再春館製薬所)が、ベスト4に進出した。

16年リオデジャネイロ五輪金メダルのカロリーナ・マリン(スペイン)を21-17、21-17で退けた。世界選手権は3位決定戦が行われないため、メダル獲得が確定した。

対戦したマリンは世界選手権3度優勝の強豪。長いラリーが続いた中でも粘り強く戦い、「集中を切らさずにやれた」とうなずいた。

今大会すでに3試合を終えた。試合を重ねるごとに手応えを感じているようで、「だんだん良くなっていると思う。いろんなことを考え過ぎずに明日以降もやれたら」。

準決勝では20歳の安洗塋(韓国)と対戦。「ディフェンス力とラリー力がある相手。しっかり我慢して、自分から積極的にラリーを作っていけたら」と気持ちを引き締め直した。