バレーボールのVリーグは6日、主に人材派遣などを手掛けるパソナ(本社・東京都千代田区)とパートナーシップ協定を締結した。

Vリーグに加盟する選手やスタッフに対してビジネスマナーやパソコンスキルを学ぶセミナーの実施、就労支援や、互いに協力して社会貢献活動などを行う予定という。国分裕之会長(64)は「Vリーグの選手、スタッフの所属形態やキャリアも多様性がある。選手やスタッフが(キャリア支援を受けることで)より競技生活を充実させられると思う」と意義を強調した。

会見には元女子日本代表で現在はミズノに務める横山雅美さん(40)も出席。競技者の目線で「引退後に迎える生活に対し、スムーズにいけるような社会勉強ができるのはありがたい機会だと思う」と期待を込めた。【松本航】