バスケットボール男子で国内リーグ3部に相当するB3の試合に、1部(B1)を上回る記録的な大観衆が詰めかけた。

東京・有明アリーナで9日に行われた東京ユナイテッドの本拠地開幕戦で、観客動員数は9295人と発表された。試合はアウェーのさいたまブロンコスが90-82で勝利した。

8日に国立代々木競技場で開催されたB1の人気チーム同士の対決、アルバルク東京-千葉ジェッツ戦では、Bリーグのクラブ主管試合として歴代最高記録となる9167人の観衆を集めた。翌日に行われたB3の試合で、それを上回る集客が実現した。

東京Uは公式ツイッターに、「たくさんの皆様に来ていただき、本当にありがとうございます!!! ここからみんなで新たな歴史を創りましょう」と投稿した。

10日午後2時からも同会場で、この日と同じカードが組まれている。

◆国内バスケットボールリーグにおける最多観客動員数 19年10月3日に開催されたシーズン開幕戦、川崎-宇都宮(横浜アリーナ)の9514人が最多記録となっている。創設初年度の開幕2戦目となる16年9月23日、A東京-琉球(国立代々木競技場)の9461人が歴代2位。いずれもリーグ主管試合として実施された。通常のクラブ主管試合としては今月8日のA東京-千葉J(国立代々木競技)の9167人が最多で、リーグ主管試合を含めても歴代3位だった。

◆B3リーグ ジャパン・バスケットボールリーグが運営。Bリーグ(B1及びB2)を運営するジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの下部組織で、B3リーグは3部に相当する。現在は16チームが所属し、今季から東京Uなど4チームが新加入した。