ノービスA(6月30日時点で満11~12歳)1年目の鈴木華乃(11=木下アカデミー)が、同世代の日本一を目指す。

75・09点を記録して3位。すでに推薦選手として出場を決めている全日本ノービス選手権(21~23日、札幌)に向けて「絶対に完璧で納得のいく演技をして、優勝したいと思います」と力強く意気込んだ。

今季のプログラムは「バタフライ・ラバー」。この日は3回転ルッツなどを組み込み、表現面にこだわりながら演じきった。踊りに関しては「目立つことが好きなので、恥ずかしいとかはなかったです」とほほえみ、恋に落ちる物語をイメージして滑っているという。

3回転5種類で挑む全日本ノービス選手権。体力的には「むちゃくちゃきついです」と苦笑いするが、ジャンプ、表現の両面で、魅力を発信する。【松本航】