日本スケート連盟は19日に都内で理事会を開き、フィギュアスケートにおける国際大会の追加派遣選手などが報告された。

すでに専務理事の事前承認を受けていたが、デニステンメモリアルチャレンジ(26~29日、カザフスタン・アルマトイ)にはアイスダンスの村元哉中(29)、高橋大輔(36)組(関大KFSC)を派遣。今季3シーズン目を迎える「かなだい」は、グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ(21~23日、米ノーウッド)と連戦になる。

またジュニアグランプリ(GP)シリーズでは男子の中村俊介(木下アカデミー)、片伊勢武アミン(関大)、吉岡希(法政大)、女子の島田麻央、吉田陽菜(ともに木下アカデミー)、中井亜美(MFアカデミー)がファイナル(12月、イタリア・トリノ)に進出を決めていた。

この日、理事会に出席した竹内洋輔フィギュア強化部長は「(コロナ禍で日本勢は)3年ぶりの派遣だった。今年に懸けるジュニアの選手のモチベーションがすごく強かったのが、結果として出たと思う。素晴らしい結果を残してくれた」とたたえた。【松本航】