フィギュアスケート女子でショートプログラム(SP)、フリー、合計の世界最高得点を持つカミラ・ワリエワ(16)が22日にモスクワでロシアの国内大会に出場し、83・92点でショートプログラム(SP)首位発進した。

ジャンプは冒頭をダブルアクセル(2回転半)にとどめ、3回転フリップ、演技後半のルッツ-トーループの連続3回転で構成。全てで加点を導き、3つのスピン、ステップも最高のレベル4だった。

ワリエワは2月の北京五輪(オリンピック)でドーピング問題が発覚。調査が行われているが、前日21日にはロシア反ドーピング機関(RUSADA)が、処分の有無や聴聞会の日程などを「機密事項」として公表しないと発表している。