ショートプログラム(SP)首位の世界女王、坂本花織(22=シスメックス)が悔しい2位で終えた。

得意の冒頭ダブルアクセル(2回転半)は美しく決めたが、3回転サルコーでバランスを崩す。こらえて転倒を防いで持ち直すと、3回転フリップからの2連続2回も成功。しかし、最後の「くるくるループ」こと3回転ループでまさかの転倒となり、演技を終えると疲れた様子を隠せなかった。

フリー139・02点の217・42点。前滑走で221・18点をマークしていた三原舞依(23=シスメックス)に優勝を譲った。今季はグランプリ(GP)ファイナルでも三原が逆転V、一方で全日本選手権では坂本が13・12点差をつけて連覇するなど、同門シスメックス勢でハイレベルな優勝争いを続けている。

2人は3月の世界選手権(さいたま)代表にも選ばれている。

※得点は冬季ユニバーシアード大会時代から国際スケート連盟(ISU)非公認

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