ラグビー「リーグワン」2部で酒席トラブルにより無期限活動停止中の日野レッドドルフィンズは15日、日野自動車の小木曽聡社長やチーム関係者が都内で日本協会、リーグ幹部に謝罪した。

面会を終えたチームの志賀得一部長は「重く受け止めている。今日謝罪をして、明日から(活動を)やるというレベルの理解ではない」などと語った。

不祥事発覚後は2月4日、18日の清水建設江東ブルーシャークス戦を出場辞退している。現在もチームの施設は使用せず、社員選手は社業に専念、プロ選手は個人の判断でのトレーニングにとどめているという。

この日の日本協会理事会でも議論され、岩渕健輔専務理事は「当然、大きな問題。日本協会として規律委員会に諮る。日野として速やかに状況の報告と、再発防止についての考え方をまとめていただきたい」と言及した。

日野は22年10月の別府合宿中に飲食店で酒に酔い、セクハラ行為、物品の破壊などを行ったことが、今月初旬に明らかになった。