ミキハウスは3日、大阪・八尾市内で入社式を行った。柔道全日本選抜体重別選手権で、1日の女子48キロ級を制した荒川朋花(ともか、22)が出席。入社式を終えて「気持ちを新たにしました。(ミキハウスは)多くの先輩方結果を残している。まだまだ強くなれる、新しい自分になれると思っています」。ターゲットは28年ロサンゼルス五輪になる。

入社式では同社スポーツクラブGMを務める五輪柔道3連覇の野村忠宏氏(48)が「きついことに中に本当の感動、やりがいがある。ひたむきに頑張る尊さを伝えてほしい」とエールを送った。

荒川は「つらいことがあってこそ本当の自分が見られる。踏ん張って頑張っていきたい」と意気込んだ。

入社式には卓球女子の大藤沙月(18)と横井咲桜(さくら、18)も出席した。

大藤は「最終的には五輪で金メダルを取りたい」といえば、横井も「最終目標は五輪で金メダルをとること。1年後のパリ五輪に出られるようにしたい」。

ミキハウスには3人に加えて、競泳男子の吉田啓祐(22)石川慎之介(22)石崎慶祐(22)とアーチェリー女子の野田紗月(22)も入社した。【益田一弘】