ラグビー「リーグワン」1部の東京サントリーサンゴリアス(東京SG)が、初優勝へギアを上げる。

3日は東京・府中市内の練習場で7日のコベルコ神戸スティーラーズ戦(東京・秩父宮ラグビー場)に向けて全体練習。現在は勝ち点47の3位で、首位の埼玉パナソニックワイルドナイツと11差、上位4チームのプレーオフ圏外となる5位東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)と8差になっている。リーグは残り3試合と大詰めで、日本代表CTB中村亮土(31)は「プレーオフへいい形で勝ちきりたい。ファイナルラグビーをしないといけない。勝ちにこだわる」と一戦必勝のスタンスを明確にした。

神戸戦以降は4位の横浜キヤノンイーグルス、2位クボタスピアーズ船橋・東京ベイと上位対決が続く。今季の神戸は低迷しているが、田中澄憲監督(47)は「(神戸の攻撃は)オフロードだったりで前に出だすと、止めるのが難しい。ディフェンスで前にプレッシャーをかけたい。しっかり(残り)3つ勝ちたい」とキッパリ。真価が問われる終盤戦となる。【松本航】

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