2年に1度開催されるフィギュアスケートの国別対抗戦。

男女も含めて日本勢初となる「年間グランドスラム」を達成した「りくりゅう」こと三浦璃来(21)木原龍一(30)組(木下グループ)が、自己新記録のフリー143.69点をマークし、2位となった。 今季は開幕前に三浦が左肩を脱臼。9月まで初戦を迎えられず、年末の全日本選手権では飛行機の遅延とロストバゲージなどで出場できないアクシデントもあった。それでも、国際スケート連盟(ISU)主要タイトルを総なめ。3月の世界選手権で金メダルを獲得するなど、成長を示すシーズンとなった。


ISU規定に基づいた大会でのポイント上位6か国、日本(9453ポイント)、米国(8721ポイント)、カナダ(5978ポイント)、韓国(5477ポイント)、イタリア(5260ポイント)、フランス(3943ポイント)での団体戦。総合順位は、6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝は12点、2位は11点…と与えられ、合計点で争う。(最下位の男女シングルは1ポイント、ペアとアイスダンスは7ポイント)


“りくりゅう”三浦璃来、木原龍一組2位80.47点 国別対抗戦ペアSP/詳細

国別対抗戦、総合成績一覧



順位名前ペアフリー
1アレクサ・クニエリム/ブランドン・フレイジャー(米国)147.87
2三浦璃来/木原龍一(木下グループ)143.69
3サラ・コンティ/ニッコロ・マチー(イタリア)130.22
4ディアナ・ステラート・デュデク/マキシム・デシャン(カナダ)129.73
5カミーユ・コバレフ/パバル・コバレフ(フランス)114.78
6チョ・ヘジン/スティーヴン・アドコック(韓国)102.27


三浦璃来、木原龍一組

演技終了後、頭なでたつもりが、強く当たってしまい痛がる三浦をなだめる木原(撮影・たえ見朱実)
演技終了後、頭なでたつもりが、強く当たってしまい痛がる三浦をなだめる木原(撮影・たえ見朱実)
FPの演技を終え、ホッとした表情で三浦を抱きしめる木原(撮影・たえ見朱実)
FPの演技を終え、ホッとした表情で三浦を抱きしめる木原(撮影・たえ見朱実)
ペアFP 日本チームの応援を背に華麗に舞う三浦璃来・木原龍一組(撮影・たえ見朱実)
ペアFP 日本チームの応援を背に華麗に舞う三浦璃来・木原龍一組(撮影・たえ見朱実)
ペアFP 三浦・木原組に声援を送る日本チーム(撮影・たえ見朱実)
ペアFP 三浦・木原組に声援を送る日本チーム(撮影・たえ見朱実)
ペアフリー 華麗な演技で会場を沸かす三浦璃来・木原龍一組(撮影・たえ見朱実)
ペアフリー 華麗な演技で会場を沸かす三浦璃来・木原龍一組(撮影・たえ見朱実)
ペアFP 華麗な演技で会場を沸かす三浦・木原組(撮影・たえ見朱実)
ペアFP 華麗な演技で会場を沸かす三浦・木原組(撮影・たえ見朱実)
FPの演技を終え、ホッとした表情で三浦を抱きしめる木原(撮影・たえ見朱実)
FPの演技を終え、ホッとした表情で三浦を抱きしめる木原(撮影・たえ見朱実)
ペアFP 金色の衣装で応援席に着く坂本(前列左)。中央から村元、高橋(撮影・たえ見朱実)
ペアFP 金色の衣装で応援席に着く坂本(前列左)。中央から村元、高橋(撮影・たえ見朱実)
FPの演技を終え、ホッとした表情で三浦を抱きしめる木原(撮影・たえ見朱実)
FPの演技を終え、ホッとした表情で三浦を抱きしめる木原(撮影・たえ見朱実)
公式練習中笑顔を見せる三浦(左)木原組(撮影・たえ見朱実)
公式練習中笑顔を見せる三浦(左)木原組(撮影・たえ見朱実)
公式練習で最終確認をする三浦・木原組(撮影・たえ見朱実)
公式練習で最終確認をする三浦・木原組(撮影・たえ見朱実)
【イラスト】フィギュア国別対抗戦最終結果
【イラスト】フィギュア国別対抗戦最終結果

<出場選手と演技順>

グループ1

チョ・ヘジン/スティーヴン・アドコック(韓国)

カミーユ・コバレフ/パバル・コバレフ(フランス)

サラ・コンティ/ニッコロ・マチー(イタリア)

グループ2

ディアナ・ステラート・デュデク/マキシム・デシャン(カナダ)

三浦璃来/木原龍一(木下グループ)

アレクサ・クニエリム/ブランドン・フレイジャー(米国)