西カンファレンス第7シードのレイカーズは、同第2シードのグリズリーズとのプレーオフ(PO)1回戦(7回戦制)第2戦に挑み、93-103で敗れ1勝1敗となった。レイカーズ八村塁(25)は、32分間出場し20得点、5リバウンド2アシスト1スチール。2試合連続の20得点以上も敗れた。

第1戦ではPOの自己最多を更新する29得点6リバウンドを挙げ、白星発進に貢献していたた。


スコア


レイカーズ9319-30
25-29
27-24
22-20
103グリズリーズ

第4Q


グリズリーズ戦に出場したレイカーズ八村(AP)
グリズリーズ戦に出場したレイカーズ八村(AP)
ブロックするレイカーズ八村(AP)
ブロックするレイカーズ八村(AP)

第1Q

八村は2戦連続のベンチスタートから7-12となった残り5分から登場。すぐに2点シュートを決めた。ホームのグリズリーズが一気に得点を積み上げて13-22と引き離された残り3分8秒で、3点シュート(3P)を成功させた。その後もコートに立ち続けたが、残り47秒でミスマッチから放ったフェイダウェイショットは外れた。5得点で第1Qを終えた。

第2Q

八村は引き続いて開始からコートに立った。ホームの相手の勢いに守備機会が多くなった。残り8分54秒でベンチへ。残り6分30秒を切って再投入されると、すぐに切り込んでのシュートを放ったが枠に弾かれた。鋭いドライブで切り込んでファウルを誘い、この日初のフリースローは2本中1本を成功。その後の相手のファウルで得たフリースローも2本中1本。残り2分54秒では、相手との1対1に反転してゴールに迫り、レイアップを決めた。前半は出場15分で、フィールドゴールは5本中3本成功の9得点、2リバウンド1アシストで終えた。

第3Q

八村はベンチから開始。最大20点差を受けられたところから、主軸のレブロン・ジェームスの奮闘を支えに踏ん張る。残り5分24秒からジェームスに代わって登場。残り4分31秒のフィンガーロールレイアップショットで2戦連続2桁得点となる11得点目を挙げ、60-69と点差を1桁に縮めた。残り4分3秒ではボールを受けると迷うことなく3Pへ。決めると思わず笑顔をのぞかせた。残り2分36秒ではゴール下に潜りこんでファウル誘発。フリースローを2本決めた。残り2分5秒でもフェイダウェイショットを決めて、このQだけで11得点を挙げ、20得点とした。

第4Q

12点差を追い掛ける展開で、八村は引き続きコートに立った。チームはなかなか点差を縮められない。八村もボールに触る機会が減った。残り7分15秒で、得意の形でフェーダウェイショットを放ったが外れた。ホームで連敗は避けたい相手を攻略できず、残り1分13秒で放った3Pも外れた。試合が決まった残り30秒でベンチに下がった。この日は32分の出場で、20得点、5リバウンド、2アシストだった。シュートは12本中7本、3Pは4本中2本となった。

第1戦VTR

八村塁、マジック・ジョンソン超え途中出場で29点!レブロン絶賛「塁の存在大きい」

グリズリーズ戦でシュートを狙うレイカーズの八村(左)(NBAE・ゲッティ=共同)
グリズリーズ戦でシュートを狙うレイカーズの八村(左)(NBAE・ゲッティ=共同)