ラグビー「リーグワン」1部1位の埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)WTB竹山晃暉(26)が、王者の座をかけて聖地を駆ける。

16日、同2位クボタスピアーズ船橋・東京ベイとの決勝(20日、東京・国立競技場)に向けて、埼玉・熊谷ラグビー場で調整を行った。チームは防御の陣形を重点的に確認し、意思疎通を積極的に図った。

決戦を4日後に控えても、竹山は自然体だった。リーグワンの前身であるトップリーグで21年の決勝戦に先発するなど経験豊富な、先輩SO松田は準決勝でゴール成功率100%。竹山は「ベスト4から上を経験している選手なので(緊張感のある中でも)しっかり決めてくれる」と絶大なる信頼を寄せた上で「これで決勝で外してしまったら、何とも言えないですけど」といたずらっぽく笑った。

右膝の負傷を経て、復帰戦となった4月15日の静岡ブルーレヴズ戦でチームはリーグ戦48試合ぶりに敗戦。竹山にとっては19年の埼玉加入後、初のリーグ戦での負けとなった。

「復帰戦がリーグ戦初の負けで思い入れがあるし、いい経験だったと思っている。相手の勝ちたい気持ちが大きいほどやられる。国立では一番、誰よりも楽しそうに走りきりたい」

敗戦の経験も力に変えて、チャンピオンの座を守りきる。【玉利朱音】