5月17日、F1は今週末に開催が予定されていたF1第6戦エミリアロマーニャGPの中止を発表した。エミリアロマーニャ地方は豪雨が続き各所で増水や洪水が起きている状況であり、関係者と観客の安全を最優先に考慮したもの。

5月16日の時点でサーキット横を流れるサンテルノ川が危険水域となり、全関係者にはサーキットからの退避指示が出された。翌17日も雨が降り続く予報であったため引き続きサーキットへの来場は禁止でホテル待機が義務づけられたが、サーキットのみならず周辺での被害状況や交通網の乱れなどを考慮して、これから10万人にもなる観客の来場は観客自身の安全確保の上でも地元地域の混乱という意味でも難しいと判断した。

F1のステファノ・ドメニカリCEOは「私自身も育ったこのエミリアロマーニャ州とイモラでの状況には非常に悲しく思っている。全員の安全確保と地元当局への負担を増やさないことが求められるこの状況下において、この決断は地域の全ての人々とF1関係者全員にとって正しいものだ」と声明を発表している。

なお、エミリアロマーニャGPが日程を変更して行われるのか、代替開催はないのかについては、現時点では言及されていない。F1は来週開催の予定のモナコGPへと移動することになる。(米家峰起通信員)