男子100メートルバタフライで峠蓮人(長岡大手3年)が54秒59の大会新記録で優勝した。22日の200メートルバタフライに続く2冠を達成した。予選で54秒60で大会記録を更新すると、決勝でさらに0秒01上回った。女子100メートル自由形は山田妃夏(中越3年)が57秒32で大会新記録Vを決めた。
力強い泳ぎで峠は終盤戦を制した。リズム良くストロークを刻み、最後まで先頭は譲らなかった。「前半は楽にどれだけ速く泳げるかだった。前半で体力を残せた分、後半でさらに上げられたのでいいタイムでこられる自信があった」。決勝では予選でたたき出した大会新の54秒60を0秒01上回る54秒59で優勝。22日の200メートルバタフライでも2位に2秒99差つける2分3秒17で優勝していた峠は2冠を達成した。
新潟県内には22年の世界水泳選手権(ハンガリー)の100メートルバタフライ銀メダリストの水沼尚輝(26=新潟医療福祉大職員)がいる。3月に行われた第5回中村真衣カップ(長岡)の決勝で、その水沼と同じレースに立った。「レース前に肩をたたかれて、うれしかった」と憧れの存在との交流を喜ぶと同時に「同じ新潟県内で活躍している選手が身近にいる。目指すべき存在だし、超さなくてはいけない」と峠は上を見る。
北信越大会では「安定して53秒台を出す」と目標を定める。「今年は全国で勝つことを常に意識してやってる。インターハイ(8月、北海道)は表彰台に上がりたい」と全国舞台での上位進出へ目力を強めた。【大島享也】
○…女子100メートル自由形で、山田はタイムを確認した瞬間に右拳で水しぶきを上げた。「後半からの伸びが良かった」と自己ベストを0秒3上回る57秒32で大会新記録Vを成し遂げた。「今日はタイムより、ライバルに勝つという気持ちで挑んだ。優勝出来てうれしい」と勝利を喜んだ。まずは北信越大会へは「57秒の壁は必ず越えたい」と話し、「全国大会で決勝に残る」と次なる目標を掲げた。


