昨季の全日本ノービス選手権ノービスAを制した上薗恋奈(13=LYS)が、合宿で特別講師を務めるザカリー・ダナヒュー氏の熱血指導を受けた。

22年北京五輪アイスダンスの銅メダリストは、フリーの曲かけ練習を見守り終わると、振り付けの動きを実演。より表現が見ている側に届くような細かい所作を指南された。

指導する樋口美穂子コーチも交えながら、レッスンを受けた上薗は「コレオシークエンスの振り付けを少し直してもらいました。フリーではキレっていうテーマがあるので、それを出せるようなコレオシークエンスにしてもらいました」と振り返った。

中学1年生となり、今季がジュニアデビューシーズンとなる。多くの名選手を生んだ愛知県で次代を期待されるヒロイン候補は「動きから動きのつなぎの部分がすごく上手だなと思って。そういうところをもっと丁寧にできたらいいのかなって思います」と志した。