【上海(中国)30日=竹本穂乃加】 昨年12月の全日本選手権でアイスダンス2位に入った愛称「あずしん」の田中梓沙(あずさ、18)西山真瑚(しんご、21)組(オリエンタルバイオ)が、公式練習に参加した。
昨年12月25日、アイスショー「メダリスト・オン・アイス」の練習中に、田中が左手の腱(けん)を損傷。出演も見送っていた。
田中は当日に手術を受け、1月3日から練習を再開。本格的に練習できるようになったのは1月中旬ごろからだったが、今大会を欠場することは選択しなかった。
西山は「今シーズン、4大陸選手権に出場することも大きな目標の1つだった。選んでいただいたからには出たいなと思っていた」。
ギリギリまで悩みながらも出場を決めたことに、間違いはないと確信している。
田中は「出る決断をしたことを自信に、やりたい」と話していた。
ショートプログラム(SP)は2月1日に行われる。