明治大、法政大の選手が中心に演技するフィギュアスケートのアイスショー「明法オンアイス」が23日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。

学生が運営するショーで、今季限りでの選手生活引退となる選手、日大、関大からのゲストスケーターも参加。フィナーレでは、この日参加した4年生、ゲストスケーターらが、それぞれの思いをマイク越しの言葉で伝えた。主なコメントは以下の通り。

◆白岩優奈(関大3年)

「大学1年の時に休学した関係で大学が1年残っております。次のシーズンがラストシーズンになります。最後まで悔いなく終われるように、何事にも挑戦して、前向きにさまざまな事に挑んでいきたいと思います」

◆木科雄登(関大4年)

「僕はこの4月から関西大学の大学院に進学して、残り2年間、スケートの現役を続けていきたいと思っています。応援よろしくお願いします」

◆依田茉里紗(日大4年)

「今回披露したのは大学2年生で作った『ラ・ラ・ランド』を短くしたバージョンだったんですけど、コロナで皆さんの前で披露することができなかったので、このようにみんなの前で披露できたことがとてもうれしいです」

◆佐藤由基(日大4年)

「今年で引退するんですが、滑ったのは今季のショートプログラムに『白夜行』という曲です。このプログラムは憧れている先輩でフリーで使っている方がいて、引退の年はこのプログラムを滑りたいと思ってました。引退した後はアイスショーの方に進もうと考えているので、もし機会があったらぜひ皆さん来てください」

◆嶋崎瑚々渚(法大4年)

「私は高校生の間スケートからちょっと離れていたんですが、大学生になって、また法政大学のスケート部に入って、先輩にも同期にも、同期の(平金)桐ちゃゃんにも、後輩にも恵まれて、とっても幸せな4年間を過ごすことができました。ほんとにみんな大好きです。ありがとうございました」

◆岡部季枝(明大大学院2年)

「時間のたつのはあっという間で、自分がこの場に立っているのがいまだに信じられません。18年間スケートを続けてこられたのは、ここにいる皆様方の支えがあったからです。本当にありがとうございました。将来、夢である弁護士になるための勉強も頑張りたいので、精いっぱい頑張りますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします」

◆松井努夢(明治大4年)

「今日でスケートが最後なんだなっていう実感をしてます。本当は12月の都民大会で引退試合だったんですけど、(佐藤)駿が体調不良でインカレに出れなくなって、急ぎ出場することになって。コンディションもいろいろ全く準備できてない状態だったんですけど、でも最後にインカレという舞台に出ることができて良かったです」

◆堀義正(明治大4年)

「後輩や先輩に恵まれてスケート人生を送ってきたので、関わってくれた皆様1人1人に感謝しています。今後は自分の夢に向かって勉強していくんですけれども、直接的にスケートとは携わらないんですが、必ずスケート界に貢献できるようなことをしようと思っているので、その際はよろしくお願いいたします」

◆平金桐(法政大4年)

「2年連続でけがにより公式戦に出られず、今年は本当に2年ぶりのシーズンということで、少しずつ練習を積み重ね、目標である全日本出場に向けて、東日本に向けて練習を積み重ねてまいりました。今年は5枠ということで、先生には難しいだろうなって思われながら、頑張って練習して、届くことはできなかったんですけど、本当に、本当にやりきったって思えるシーズンを過ごすことができました。なのですが、やっぱり全日本には出たいなーと思い、本当に年明けギリギリまで悩み、決断しました。1年だけ、1年だけ、あと1年だけ続けさせていただきます」