プロアイススケーター羽生結弦さん(29)の故郷・宮城の利府町にあるセキスイハイムスーパーアリーナで「羽生結弦 notte stellata(ノッテステラータ)2024」が開幕。昨年3月に続き、今回で2回目となるショーでは羽生さんを含めた国内外10人のスケーターと女優大地真央(68)らが出演。新演目の『Danny Boy』など計22曲のパフォーマンスで復興を願った。

フィナーレではすべてのスケーターが花や緑となり、「希望のうた」を奏でた。演目中盤で、真っ白な衣装から変わり、白と黄色のグラデーションを身にまとった羽生さんが登場。スケーターたちはリンク中央で円になり、花が開くような振りで開花を表現し、締めくくった。コの字型の観客席の全方向にお辞儀した。ステージには大地が再び登場。アリーナ中が拍手で迎えたが、羽生さんは「まだまだ足りない」という風に両手で観客をあおり、ステージへ。全員で降り注ぐ拍手を浴びた。

グランドフィナーレ後、観客の体調にも気を使いながら、「今日は本当にありがとうございました」とあいさつ。最後は全員でマイクを通さず「ありがとー!」と叫び、感謝を伝えた。