バレーボールVリーグ1部(V1)男子のパナソニックパンサーズが7日、拠点の大阪・枚方市内で、23-24年シーズンの結果を報告した。

昨年末の天皇杯で優勝。Vリーグのレギュラーラウンド(RR)も圧倒的な強さで首位通過したが、決勝でRR2位のサントリーサンバーズに敗れて準優勝となった。

エース西田有志(24)は「約半年間、全員で優勝という文字を追いかけて、ずっと戦ってきました。天皇杯ではそれはかないましたし、良かったかなっていうふうには思いますけど、最終的に(Vリーグ)2位で終わってしまって、自分たちとしては後悔があるシーズンになった」と悔しさをにじませる。

ただ、移籍1シーズン目を終えて「パナソニックのファンの皆さんが一番盛り上がって、楽しんでいることを表現して頂いていることをすごく実感した」と感謝。「いただいているエネルギーを、次は優勝という文字で皆さんにお返ししたい」と来季へ意気込んだ。

この日は、約700人が来場。インタビューコーナーで「チームで一番だと思うポイント」を問われると「自分で自負しているけど、パナソニックの中では社長よりも態度がでかい。口に発することもひと回りでかい」と答えるなど、会場を沸かせていた。【竹本穂乃加】