3戦先勝方式のプレーオフ準決勝が行われ、日本代表の高橋藍(22)が所属するレギュラーシーズン5位のモンツァが、決勝進出に王手をかけた。

1勝2敗で迎えた同1位トレンティーノとの第4戦。落とせば敗退となるホームでの一戦を、3-1(22-25、25-23、25-23、25-11)の逆転で制した。

高橋はチーム3位の14得点。エース2本をマークしたサーブでは、何度もブレークポイントを呼び込むなど活躍した。レシーブでも、鋭い打球に好反応を見せるなど躍動。攻守で抜群の安定感を発揮し、チームの屋台骨を支えた。

2連敗からの2連勝で第5戦へ望みをつないだモンツァ。運命の最終戦は、14日(同15日)に敵地で行われる。

同代表石川祐希(28)のミラノ(同6位)はホームでペルージャ(同2位)に1-3(25-18、24-26、20-25、18-25)で逆転負け。セットカウントを先取したものの、一時はリードした第2Sを落とすと、そのまま3連続失セットで力尽きた。通算成績1勝3敗で準決勝敗退。目標に掲げてきた初のファイナル進出は果たせなかった。

3位決定戦第1戦は17日(同18日)から行われる。