バレーボール女子日本代表が14日、石川・かほく市内で能登半島地震の復興支援イベントを行った。代表選手が対決する紅白戦も実施。集まった約3000人を沸かせた。

ゲームの途中には、イタリア・セリエAから帰国して合流した石川真佑(23)にマイクが渡る場面もあった。照れながらも、開口一番「チャオ!」とイタリア語であいさつ。「真鍋さんも『チャオ』ってつぶやいてて。石川県なのでいいのかなと思いつつ…。でも、イタリアから帰ってきたので、あいさつさせてもらいました」と恥ずかしそうに打ち明けた。

そんな姿を見て、真鍋政義監督は「精神的にタフになった。昨年と違うのは、余裕が出てきたなと感じた」と成長を実感。イタリアで培った技術とメンタルで、パリ五輪切符獲得がかかるネーションズリーグでチームをけん引していく。