ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは1日、オーストリアのバートミッテルンドルフでフライングヒルによる男子個人第22戦(ヒルサイズ=HS235メートル)が行われ、33歳の内藤智文(山形市役所)が223・5メートル、242・5メートルの合計404・7点で自己最高の4位に入った。表彰台まで0・3点の僅差だった。

ドメン・プレブツ(スロベニア)が合計463・2点で制し、6連勝で今季13勝目、通算22勝目とした。中村直幹(フライングラボラトリー)は6位、小林陵侑(チームROY)は8位。佐藤幸椰(雪印メグミルク)は予選落ちした。

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○…異色の「公務員ジャンパー」内藤が、3位まで0・3点に迫る大健闘を見せた。日本からの移動便に預けたスキーが届かず、フランス選手に板を借りて出場。2回目は着地の直前にコンタクトレンズがずれるアクシデントもあったが、圧巻の242・5メートルをマークして両手を突き上げ「やってきたことは間違っていなかった」と興奮冷めやらぬ様子だった。

空中感覚に優れ、フライングヒル初挑戦だった1月のフライング世界選手権で日本の団体初優勝に貢献。この日は着地のテレマーク姿勢が決まれば表彰台に届く内容だった。「何となく(表彰台への)道筋は見えた」と手応え十分の様子だった。