スピードスケートの世界選手権は5日、オランダのヘーレンフェインで開幕して500メートルと1000メートルを2度ずつ滑るスプリント部門の前半2レースが行われ、女子はミラノ・コルティナ冬季五輪代表の山田梨央(28=直富商事)が総合8位につけた。500メートルは38秒37で11位、1000メートルは1分16秒12で8位だった。
男子で2020年大会覇者の新濱立也(高崎健康福祉大職)は総合10位と出遅れた。野々村太陽(博慈会)は同13位、森重航(オカモトグループ)は同20位と振るわず、イエニング・デボー(オランダ)がトップ。
女子で久保杏奈(JTB)は総合13位、菊池純礼(富士急)は同22位。フェムケ・コク(オランダ)が総合首位に立った。
今大会限りで現役を退く高木美帆(TOKIOインカラミ)は7、8日のオールラウンド部門に出場予定。
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○…山田梨は2レースとも不本意な内容だった。500メートルは重視してきたスタートの動きが鈍く、1000メートルは後半の勝負どころで失速。ミラノ・コルティナ五輪の疲労を隠せず「自分の中で張り詰めていた部分が解放されて、少し疲れを感じつつ迎えてしまった」と声を落とした。
28歳の実力者は2日目に意地を見せられるか。「このたくさんの声援の中で大会ができるのはとても幸せ。さらにいい滑り、いいタイムにつながるように、最後まで続けたい」と気合を入れ直した。



