柔道の世界無差別選手権(29、30日、ロシア・チュメニ)に出場する女子日本代表3選手が20日、都内で取材に応じた。8月のパリ世界選手権で銅メダルに終わった杉本美香(27=コマツ)は「世界選手権は情けない試合だった。今、新しいことをやり始めている。それを試したい。組み手ですが、詳しくは秘密です」と笑って話した。

 パリ大会の準々決勝で、優勝した北京五輪金メダルの■文(中国)に敗れた田知本愛(22=ALSOK)は、ロンドン五輪への杉本との差を意識しながら「内容にこだわって、優勝したい」と言い切った。

 日本女子からはほかに橋口ななみ(近大3年)が出場。石山麻弥(丸順)は7日の練習中に右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、欠場することが決まった。※■は人ベンに冬の二点がニスイ