<高校ラグビー東京大会・第1地区:国学院久我山36-0保善>◇13日◇決勝◇東京・秩父宮

 大勝で21年連続の花園キップを手にした国学院久我山だが、竹内伸光監督は厳しい表情で「ミスが多すぎる。これでは、花園では戦えません」。相手を3キロ上回る平均体重90・1キロの大型FWがモールで圧倒。序盤からFWで2トライを奪うと、その後はBK陣が走り回って計6トライを挙げた。それでも「まったく声も出ていなかった。お話になりません」。今季の関東大会は準優勝、14年ぶりの全国制覇を期待する声もある中、「まだケガ人もいるし、ベスト(メンバー)ではない。花園では戦い方を徹底して、1戦1戦やるだけ」と、控えめに話していた。