<高校ラグビー:東福岡30-24大阪朝鮮高>◇準々決勝◇3日◇花園

 息詰まる接戦を制した東福岡が、昨年屈辱のベスト8を上回る4強入りを決めた。

 2点ビハインドで迎えた後半21分、FB市橋誠(3年)のPGで1点を勝ち越し。終了間際の同28分には、自慢の展開ラグビーでトライを決めてダメを押した。藤田雄一郎監督(41)は「相手は強かったが、いつものようにボールを回せたし、スペースも使えた。まずは目標だったベスト4を決めたので、準決勝は選手の好きなようにやらせます」と笑みが絶えなかった。