東京都江東区の深川江戸資料館に8日、横綱大鵬顕彰コーナーがオープンした。

 式典には芳子夫人、大嶽親方(元十両大竜)、大砂嵐ら約100人が出席した。資料館は大鵬部屋を継承した大嶽部屋近くで、入り口ホールに32個の優勝レプリカ、横綱推挙状、化粧まわしや引退相撲で切り落とした大銀杏(おおいちょう)などが飾られた。

 記念の品々を提供した芳子夫人は「親方人生を歩んだゆかりの地がふさわしく、懐かしんでもらえれば」と話した。

 同資料館展示室では21日まで「相撲と江東」と題した特別展示も開催中。大鵬の他のゆかりの品や、江東区内にある7部屋の紹介などがされている。こちらは観覧料が大人400円、小中学生50円。