<東都大学野球:亜大1-0中大>◇第3週初日◇21日◇神宮

 昨春のセンバツで優勝した亜大・東浜巨(なお)投手(1年=沖縄尚学)が中大相手に34年ぶりとなる快挙を達成した。リーグ戦初登板し延長10回の末、1-0で完封勝利を挙げた。1年生投手の初登板初完封勝利は、75年の東洋大・松沼雅之以来。初回にいきなり150キロをマーク。130球を投げて被安打5、8三振を奪った。東浜は「最初から飛ばしたんで、最後はきつかったです。初登板初完封?

 実感はないです」と話した。先発に起用した生田勉監督(42)は「どれだけ投げられるか楽しみでしたが、大したもんです」と褒めるばかりだった。