4年ぶりの春制覇を目指す大阪桐蔭が、完勝で発進した。

 3回に吉沢一翔主将(3年)古寺宏輝内野手(3年)の適時打で3点を先制。6回無死二塁はバスターエンドランのサインで、続く栗林佑磨捕手(3年)の左前打で4点目を奪うなど、試合巧者らしい攻めを見せた。守ってもエース高山優希(3年)と徳山壮磨(2年)の継投で土佐を無得点に封じた。8回無失点の高山は「(9回も)投げたい気持ちはありましたが、チームが1番ですから」と笑顔を見せた。西谷浩一監督(46)は通算37勝で、監督通算勝利数で池田(徳島)・蔦文也(故人)大垣日大(岐阜)・阪口慶三監督に並んで7位に浮上した。