<高校野球南北海道大会>◇19日◇1回戦

 昨年覇者の札幌一が延長10回の末、12-11で駒大苫小牧を下した。両チーム合計30安打、21四死球、28残塁の大乱戦で、最後は10回表の杉本恭兵中堅手(3年)の適時二塁打が決勝点となり、激戦に終止符を打った。最大4点差をはね返しての逆転勝ちに、菊池雄人監督(38)は「向こうに負けたくないというプライドがみんなをまとめてくれた。失点の内容は反省だが、選手がよくやってくれた」と話していた。