あわや珍プレーだった。7回、大嶺祐に代えて大谷をマウンドへ送ろうとした伊東勤監督(52)は、左手で1、右手で4を表しながら、「14番」と球審に告げた。だが、球審は伊東監督の右手を5と間違ったのだろう。球場アナウンスで代わりの投手が「上野」とコールされてしまった。しかし、実際にリリーフカーで現れたのは大谷。

 一瞬の混乱の後、球審の勘違いが判明し、事なきを得た。ブルペンにいて、いきなり名前がコールされた上野は「あんな初登板ないですよね」と、幻の今季初登板に苦笑いした。