中日の山本昌投手は左手人さし指の突き指からまもなく1カ月を迎えるが、復帰登板のめどは立っていない。7日はナゴヤ球場で行われた2軍の練習に参加し「(ブルペンに)入る予定は決まっていない」と話した。50メートル程度のキャッチボールなどは行っているという。

 8月9日に49歳11カ月29日で今季初登板したが、投球の際に左手人さし指を体に当てて痛め、2回途中で降板となった。“50歳勝利”が期待されるが、負傷後は2軍でのリハビリが続いている。

 また、今季は1軍登板のない川上憲伸投手は7日の2軍での練習後「正直、ことしはもう投げられない」と明らかにした。肩や膝の負傷のため約1カ月間、ブルペン入りしていないという。来季については「まだ考えていない。親や家族にも相談していない」と言うにとどめた。