阪神藤浪晋太郎投手(21)が中5日で明日21日ヤクルト戦(甲子園)に登板することが19日、確実となった。藤浪は登板2日前にブルペン入りするルーティンを続けており、横浜スタジアムでこの日ブルペン入りしたことで2日後のヤクルト戦登板が決定的となった。今季はヤクルト戦で5試合に登板し、4勝0敗。前回対決した8月28日甲子園では9回3安打完封勝利も飾っている。抜群の相性の良さで、首位を走るヤクルトの勢いを止める。

 ヤクルト、巨人の順位変動次第で流動的な要素もあるが、21日登板後はプロ初の中4日調整で26日広島戦(マツダスタジアム)に向かう見込み。続けて中4日で10月1日、ヤクルトとの今季最終戦(神宮)に臨むことも可能となる。勝負の季節に突入し、チームトップの13勝を挙げる右腕が、首脳陣の厚い信頼にフル稼働で応える。