巨人原辰徳監督(57)が、5日にも渡辺恒雄読売巨人軍最高顧問(89)を訪れ、会談を行うことになった。リーグ4連覇を逃した通常のシーズン報告に加え、2年契約が終了する自身の去就についても話し合うとみられる。

 原監督は現時点で正式な続投要請を受けておらず、契約満了をもって退任する可能性が十分にある。一方で、渡辺最高顧問との信頼関係は非常に深く、腹を割った直接の話し合いの中で続投を要請される可能性もある。

 原監督は3日、横浜スタジアムで桃井球団会長、堤GMと話し合いを持った。去就に関する話題は「ないです」とし、「ジャイアンツはそういうしきたり。こっちも別に。時を刻みながら、というところ。聞いたら教えてくれるでしょうけど、こちらから聞くのは。大事な事、所、モノ(ポストシーズン)がある。1点集中です」と語った。