楽天の新人9選手(育成2人含む)が21日、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城・名取市の閖上(ゆりあげ)地区を見学した。

 震災発生当時約5000人が暮らしていた同地区は、大津波によって壊滅的な被害を受け、今も大半が更地となっている。

 ドラフト1位のオコエ瑠偉外野手(18=関東第一)は「想像以上の被害だったんだと、実際に見て分かりました。自分だけでなく、みんなのプレーで被災した方々を元気づけていけたら」と決意を新たにした。