プロ注目の151キロ右腕、創価大・池田隆英投手(3年=創価)が、東京新大学リーグ開幕前最後の実戦を2失点完投で締めた。

 味方が1点を先制した直後の4回裏。1死一塁から右越え2ランで一時逆転を許したが、後続を2者連続空振り三振に切った。その後は粘りの投球で5回以降ゼロを並べた。最後まで安定して140キロ台中盤の球威を維持。126球を要して被安打5、11三振を奪った。

 最速156キロ右腕、田中正義投手(3年=創価)との2枚看板として期待される。対外試合の9回完投は自身初で「何より投げきれたことが満足。調子が悪いなりに抑えられて自信になりました。すごく価値のある試合だった」と振り返った。

 投げ合った同じく今秋ドラフト候補の明大・柳裕也投手(3年=横浜)は7回を5安打8奪三振2失点だった。