ソフトバンク和田毅投手(35)が、今季3度目の登板で待望の初勝利を挙げた。日本球界復帰後の勝利は2011年10月13日日本ハム戦(札幌ドーム)以来、5年ぶり。

 和田は西武相手に6回6安打1失点6奪三振、123球の力投だった。

 試合後のヒーローインタビューは以下の通り。

 -今の率直な気持ち

 和田 球数が多くリズムも悪かったけど、野手の方が打ってくれた。勝ち投手になれてよかったと思います。

 -何をテーマにマウンドに

 和田 前回の西武戦に投げて負けていたので、何とか粘って最少失点でという気持ちでマウンドに上がりました。

 -早い回で味方が点をとった

 和田 (西武先発の)岸くん相手に初回に1点とってもらい、何とかこの1点を守ろうという気持ちだったが、(5回までに)3点もとってもらって勇気をもらった。

 -バッテリーを組む斐紹捕手は

 和田 ここ2試合、僕がうまく投げることができていないので、斐紹くんもすごく悔しい思いもしたと思う。逆に今日は僕が斐紹くんに引っ張ってもらったリードだった。首を振って3本くらいヒットを打たれたので、今日は僕のせいで球数が多くなってしまいました。

 -日本球界108勝目

 和田 まだシーズン始まったばかりですし、この1勝で終わりではないので。今日は6イニングしか投げることができていないので、次は最後まで投げれるよう、どんどん勝てるように頑張っていきたい。