西武の新外国人、フェリペ・ポーリーノ投手(32=インディアンス傘下3A)が6日、来日初登板した。

 イースタン・リーグ楽天戦(西武第2)に先発し、2回を2安打3四死球の2失点。最速は152キロをマークした。日本のストライクゾーンをチェックしながらの約半月ぶりの実戦マウンドに、「ちょっと厳しいスタートだったが、久しぶりに打者と対戦できたことはよかった。しっかり調整していきたい」と力を込めた。

 柔らかい日本のマウンドに体勢を崩すシーンもあったが、スライダーで2奪三振。NPB所属投手では最重量の体重122キロながら、クイック投球でも器用なところを見せ「球速はまあまあだったが、スピードよりもアウトを取ることを考えていきたい」と表情を引き締めていた。