西武菊池雄星投手(24)がハーラートップタイの6勝目を挙げた。

 1点リードの4回に連続四球から2点を失うも、粘りの投球で追加点は与えず。打線の援護もあり、7回を2安打2失点にまとめ、自身4連勝を決めた。

 2失点直後の4回1死二塁から、クルーズの三盗を阻止した炭谷のプレーが大きかっただけに、「銀さん(炭谷)に盗塁を刺してもらえたのはすごく大きかったです」。6点を奪った打線にも「中盤しんどかったですが、野手の皆さんの援護があって粘れました」と感謝の言葉を並べた。

 交流戦での巨人戦4度目の登板で初勝利を飾り、「(巨人は幼いころ)憧れのまなざしで見てきたチーム。普段と違う気持ちの高まりもありました」。7回115球での降板に「5敗していますし、まだまだイニングを投げられる投手にならないといけない」と、引き締めることも忘れていなかった。