広島クリス・ジョンソン投手(31)が大量援護に恵まれ、6回9安打4失点で10勝目を手にした。来日1年目から2年連続2桁勝利は、広島の外国人投手では08、09年のコルビー・ルイス投手(32=レンジャーズ)以来、2人目。

 1回裏に来日1年目からバッテリーを組んでいた石原慶幸捕手(36)が負傷交代するアクシデントに見舞われた。公式戦では会沢と初めてバッテリーを組み、4回には西田に3ラン、4回にはバレンティンにソロを浴びて失点。それでも打線の大量援護もあって、6回まで投げ抜いた。「9本ヒットを打たれたが、捉えられた当たりは3本だった。昨年も(オープン戦などでは)会沢ともバッテリーを組んでいた。今は個人よりもチームの勝利が重要」。自身の2桁勝利よりも、チームの勝利を喜んだ。