ソフトバンクが西武に3連勝し、2位日本ハムと再び5ゲーム差と突き放した。今日5日から、直接対決3連戦。明日6日にも、優勝マジックが点灯する。鶴岡慎也捕手(35)が3本の適時打を含む4安打と大活躍。つながりを取り戻した王者が、3連覇へスパートをかける。
打てる捕手の本領発揮だ。鶴岡が6年ぶりの4安打で3打点をたたき出した。そのうち3本の適時打がすべて効果的だった。2回は先制された直後の同点打。5回は1点勝ち越した直後に中前へはじき返し、1点追加した。2点差に迫られた9回には西武の抑え増田のスライダーをとらえ右翼越えのダメ押し二塁打を放った。「自分でも何で打てるのか分からない。来た球を打っているだけ」と本人も驚く。
今季はここまで正捕手として75試合に出場している。それでも、リード面で西武森に2本初球を本塁打されたことを悔やむ。「初球を本塁打されるのは捕手の責任。2本目は構えたところに来たのに打たれた。読まれている」と反省した。
西武に3連勝と勢いをつけて今日5日からは福岡で2位日本ハムを迎え撃つ。「日本ハムは、本当に今年はいい野球をしてくる。大谷もトレーニングの成果で昨年とは(投打で)違い、成長している。やっぱり、勝たないといけない相手」と、鶴岡は古巣ナインを一番知るだけに警戒を強めている。
母校、樟南が鹿児島代表として甲子園に出場する。「後輩にも負けないように頑張ります」と大きな励みとして4安打。工藤監督も「(4安打は)プロ2度目らしいよ。すごいよね」とベタ褒めだ。対日本ハムは3カード連続で負け越しているが、連勝すれば最速で明日6日にマジック37が点灯する。今回こそ、一気にたたく。【石橋隆雄】



