サッカー日本代表で先発落ちの危機にあるFW本田圭佑と同姓同名の西武本田圭佑投手(23)が12日、西武第2球場で行われた所沢秋季キャンプでブルペン入りし、130球を投げ込んだ。

 メキシコで行われたU23ワールドカップ(W杯)では、2勝を挙げるなど初優勝に貢献。9日に帰国後、休みなく練習し、この日が初のブルペンだった。「カーブは外国人選手に対して有効でしたが、真っすぐでもっと空振りやファウルが取りたい。スライダー、チェンジアップの精度も上げたいです」と、課題に取り組んでいる。

 14日からはオーストラリアで開催されるウインターリーグに参加し、年末まで野球漬けの日々を送る。「目標は岸さん。1軍で活躍しないと意味がないので、先発ローテーションに入りたいです」と意気込んだ。

 ちなみに、本家のFW本田が不発に終わった前日11日の日本代表対オマーン戦は、「見てません」とのことだった。