来年3月開催の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けての強化試合で、日本がオランダに連勝した。「神ってる男」鈴木誠也外野手(22=広島)はタイブレークの10回に決勝の満塁本塁打を放つなど、3安打6打点の活躍を見せた。

 鈴木はお立ち台で「最高で~す」と絶叫。勝負強さを問われ「神ってる~」とおどけた声でこたえて見せた。

 満塁弾の場面については「追い込まれていたので、なんとか自分のスイングをしようと思って入った結果がああいう結果になった。とにかく、この侍ジャパンのユニホームで活躍したいと思っていたので良かったです。満塁の場面でも、正直、打席の中で吐きそうでした。それでも結果が出たので良かったです」と振り返った。

 来年3月の本大会に向けて「WBCはもっとプレッシャーがかかると思う。もっと練習して、プレッシャーに勝てるようにしたい。今日で試合は終わってしまいますけど、また来年この場所で会いましょう。またな」とファンに呼びかけ、最後まで盛り上げていた。