巨人からドラフト1位で指名された中京学院大・吉川尚輝内野手(21)が14日、名古屋市内ホテルで仮契約を結んだ。

 契約金1億円、年俸1500万円、出来高払い5000万円(いずれも推定)で、背番号は「0」を提示された。吉川尚は「0という番号をいただいて、新たにゼロからのスタートの気持ち。巨人の一員として戦力になれるような選手になっていきたいし、1年でも長くプロ野球の世界にいられるような選手になっていきたい」と決意を示した。

 走攻守の3拍子がそろった遊撃手だが、巨人には坂本という不動のレギュラーがいる。大学の先輩でもある広島菊池のように、二塁手としての活躍を期待されるが「戦力になれるならどこでも守りたい。セカンドならセカンドでレギュラーを取るつもりでやりたい」と気合十分だ。

 契約金の使い道は「感謝」に当てる。「ずっと野球をやらせてもらえたのは親のおかげ。何か買ってあげられたら。大学、高校もずっとお世話になってきたので贈呈したい。大学は環境が恵まれていないので何か助けになれば」。大学では使い古して真っ黒になったボールで練習を続けているそうで「ティーボールなんかやばいんですよ」と苦笑いした。「プロ野球選手の自覚を持って頑張っていきたい」と、活躍でも恩返しすると誓った。