阪神金本知憲監督は「もし来たら」と前置きした上で、虎の糸井が誕生した場合の打順構想について一端を明かした。

 「1番はもったいなくない? 2桁のホームランを打つんだから。バント重視の2番じゃなしに、攻める2番、ゲッツーのない2番が理想だよね」。

 超攻撃型の2番糸井プランは本気だった。「セカンドゴロを打って一塁に残ったって、盗塁すれば送りバントと同じ意味をなすわけだから。2番打者が無死一塁や一、二塁で回ってくる確率なんて10%ぐらい。10%のためにバント、バントという2番を置くのかということ。残りの9割はどうするの?」。

 阪神入団は秒読み段階に入っているとみられるが、指揮官は無期限で返答を待つ覚悟に誠意をにじませる。「(期限は)決めていない。信じて待つしかない」。

 「オレは自分で期限をつけたからね。10月いっぱいで。オレはもうイラチだから(笑い)。パパッと決めたい方だから。そこまでは相当悩んだけど、きりがないからね」。

 「待つ時? オレは穏やかだから(笑い)。待つ時は穏やかです」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -この日も盗塁練習

 金本監督 今日は荒木が(一番)速かった。

 -チーム全体の盗塁数を上げていきたい

 金本監督 う~ん、今年みたいに足の速い選手が途中から打てなくなるとね。きついんですわ(苦笑い)。

 -投手も走塁練習

 金本監督 守備のための練習だけど、投手もランナーに出るんだから、やるに越したことはない。

 -オリックスからFA宣言した糸井と交渉中。監督が02年オフにFA宣言した時は「迷ったら進め」という内容の言葉を送られた

 金本監督 あの人(星野監督)に?(笑い)。

 -同じような最終メッセージを送ることは

 金本監督 それはまあ、悩むようであればね。でも人それぞれ、熟考したいタイプもいるから。

 -糸井が入団した場合の守備位置は

 金本監督 (入団が)決まっていないんだから。

 -右翼だと福留のポジションとリンクする

 金本監督 入ってからにしましょう、そこら辺は。