日本ハムの高卒ルーキー姫野優也外野手(19)が、来季もスイッチヒッターとしてレベルアップを目指す。

 16日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷でプロ初の契約更改交渉に臨んだ。「現状維持です」と、今季年俸と同じ470万円でサインした。

 大阪偕星学園からドラフト8位で入団し、1年目の今季は両打ちに挑戦。元来は右打者だが、高い身体能力を生かすためスイッチヒッターとして1年目を過ごした。今季はイースタン・リーグで63試合に出場し、打率1割5分5厘だった。「今年から両打ちを始めて、相手がプロ野球のピッチャーというのもあって…。その中で打てないこともなかったですし、難しいですけど。これからも挑戦していきたいなという気持ちが強くなった。来年も続けていきたい」。数字こそ低かったが、可能性を自分でも感じることが出来た1年目だった。「(左打ちは)体にまだ染みついていない。右よりも左で振り込まないといけない。人一倍やらないと」と、決意を新たにしていた。(金額は推定)