台湾ウインター・リーグ(25日開幕)への派遣が決まっている阪神青柳晃洋投手(22)が「リーグMVP」を目指す。

 16日にキャンプを打ち上げ、香田投手コーチは「違う国で海外で賞をもらうのは本人も自信がつく。岩貞に続いてほしい」と目標を課した。プロ1年目の今季、4勝を挙げた青柳が目指すのは岩貞の「再来」だ。昨季、同リーグでプレーした左腕は5試合に登板し、2勝0敗。防御率0・53の好成績で、最優秀投手賞に輝いた。シーズンも10勝。青柳も後に続きたい。「(キャンプで)クイックを課題にしていた。(計測した)タイムも一番速くて自信になりました。まだ実戦は続く。結果を出せるように」と意気込んでいた。