右肩手術からの完全復活を目指すソフトバンクの松坂大輔投手(36)が、参加を希望していたプエルトリコのウインターリーグでヒガンテス・デ・カロリナと合意したことが20日、分かった。球団関係者が明らかにした。今後、正式に契約を結ぶ。松坂は12月初めごろにチームに合流して1カ月程度、実戦登板を重ねるという。チームには巨人の3選手が参加している。

 米大リーグから昨季、ソフトバンクに入団した松坂は昨年8月に右肩を手術した。今季は主に2軍で調整を続け、レギュラーシーズン最終戦だった10月2日の楽天戦(コボスタ宮城)で10年ぶりに日本球界の1軍マウンドに上がったが、1回を投げて3安打4四死球を許して5失点だった。来季は3年契約の最終年となる。