「NPB AWARDS 2016」の表彰式が28日、都内のホテルで行われ、阪神秋山拓巳投手(25)がウエスタン・リーグ最多勝利投手賞、陽川尚将内野手(25)が最多本塁打と最多打点者賞を受賞した。

 秋山は同リーグで9勝を記録、14年以来2年ぶりの受賞となった。今季は1軍でも4年ぶりの白星を挙げるなど、来季の活躍に期待がかかるが「シーズンからキャンプにかけて良かった。(来季も)とにかくいい投球をしたい」と話した。

 陽川はウエスタン・リーグで14本塁打、62打点を記録。今季は1軍初出場を果たし、本拠地甲子園でも本塁打を放つなど飛躍の年になった。「(甲子園での本塁打は)すごく気持ちが良くて鳥肌が立った。1軍を経験して課題も見つかったので頑張っていきたい」と意気込んだ。